数億超え!巨額の価値が付けられた映画の記念品ランキングTOP7
長年にわたって伝説的な名作映画が次々と生み出され、公開されるたびに衝撃的な感動を世の中に残してきました。その結果、ハリウッド映画の撮影で使用された記念品を世界中の人々が探し求めるようになり、最も有名な映画の記念品の一部をゲットするためだけに何十万ドルも費やす人が現れはじめました。そこで本記事では、これまでオークションで落札された最も高価な映画の小道具、衣装、脚本、ポスターを紹介していきます。今日からコツコツと貯金して、入札の準備を始めていきましょう!
第1位 ジェームズ・ボンドが使用したアストンマーチン(638万5,000ドル)
ジェームズ・ボンドが使用した1965年製のアストンマーチンDB5は、ショーン・コネリーが007の初期の逃亡劇で運転したもので、今回最も価値の高い映画の記念品ランキングの第1位に見事輝きました。各バンパーには機関銃がついていて、格納式のリアスクリーンを備えたこの車は、2019年、カリフォルニアで開催されたサザビーズのオークションにて、638万5,000ドルという破格の値段で落札されました。
第2位 マリリン・モンローの白いドレス(552万ドル)
マリリン・モンローの白いドレスは、2011年に開催されたオークションにて552万ドルで落札された事実からも分かるように、おそらく映画史上最も象徴的な衣服でしょう。マリリン・モンローが1955年の映画『7年目の浮気』で着用したこの通称「地下鉄ドレス」はもともと、アメリカ人女優デビー・レイノルズが所有するハリウッドにまつわるプライベートコレクションのうちの一品でした。
第3位 『オズの魔法使』のライオンの衣装(307万ドル)
2014年のニューヨークのオークションにて、アカデミー賞を受賞した1939年のミュージカルファンタジー映画『オズの魔法使』で俳優バート・ラールが着用したライオンの衣装2点のうち1点が、307万ドルという高額で落札されました。
ちなみにオークショニア(競売人)によると、このハリウッドの遺品は、MGM社の最も古い構造物のひとつにしっかりと保管されて発見されたそうです。
第4位 『スター・ウォーズ』のR2-D2(276万ドル)
2017年にカリフォルニアで行われたオークションにて、大人気シリーズ『スター・ウォーズ』で登場したR2-D2が276万ドルで落札され、最も高額な記念品の第4位にランクインしました。この高さ109cmのR2-D2ドロイドは、1977年の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で初登場し、それ以降『エピソード5/帝国の逆襲』『エピソード6/ジェダイの帰還』『エピソード1/ファントム・メナス』『エピソード2/クローンの攻撃』と、シリーズ通して活躍しました。
第5位 『サタデーナイトフィーバー』のダンスフロア(120万ドル)
1977年公開の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』は、当時のディスコミュージックの普及に大きな役割を果たし、そのサウンドトラックは現在に至るまでに全世界で4,000万枚以上売れています。同作の撮影に使用された有名なダンスフロアは、288色の四角形と250個の電球で構成されており、2017年にオークションにかけられた際、120万ドルという途方もない金額で売却されました。
第6位 ダース・ベイダーのヘルメット(115万ドル)
『スター・ウォーズ』シリーズで使用されたダース・ベイダーのヘルメットは、間違いなく映画史上最も有名な頭飾りで、2019年にオークションに出品された際、115万ドルで落札されたことはそう驚くことではないかもしれません。ちなみにこのヘルメットは、1980年公開の続編『エピソード5/帝国の逆襲』で、ダース・ベイダーがルーク・スカイウォーカーの実の父親であることを明かしたときに、俳優デヴィッド・プラウズが着用していたものです。
第7位 ハン・ソロが使用したブラスター(55万ドル)
密輸業者のハン・ソロが先に撃ったのか、グリードが先に撃ったのか、いまだにはっきりしませんが、彼が使用した有名なブラスターは、『スター・ウォーズ』シリーズの中で最も象徴的な武器の一つとなっています。このブラステック・インダストリーズ社製のDL-44ブラスターは、同シリーズの元アートディレクターであるジェームズ・ショップ氏がずっと所有していましたが、2018年6月のオークションで予想落札価格を上回る55万ドルの値が付けられました。